リフォームのことなら熟練大工の工務店 コマツ建築工房へ / 山梨県甲斐市

親子三代で受け継ぐ棟梁制度

失われつつある棟梁制度

昔の家づくりには、必ず“棟梁(とうりょう)”がいました。
棟梁とは、ただ木を刻む職人ではなく、家づくり全体を取り仕切る責任者のこと。
図面を読むのも、木材を選ぶのも、職人の采配をするのも、すべて棟梁の仕事でした。
かつての現場では、棟梁が一人いるだけで、空気がピリッと引き締まるものです。
その家の「顔」として、職人たちを束ね、建て主様の想いを代弁する存在。
まさに、“家づくりの中心”でした。
ところが、今の家づくりは様変わりしています。
設計・施工・営業といった分業が進み、棟梁のように現場を一貫して見守る人が少なくなりました。
現場に入る職人も、図面だけを頼りに作業することが多くなり、
家づくりの背景にある「想い」や「こだわり」が伝わりにくくなっているのです。
結果として、「どこに頼めばいいのかわからない」「現場で誰が責任を持っているのかわからない」そんな不安を抱えるお客様が増えてしまいました。
私たちコマツ建築工房では、そんな時代だからこそ、棟梁制度を守り続けることに意味があると考えています。
家づくりを“人が責任を持って”進めること。
それが、どんな時代になっても変わらない安心につながるのです。

棟梁制度の価値

棟梁は、家づくりの現場における「指揮者」のような存在です。
ただ木を刻み、組み立てるだけではありません。
お客様の想いを受け取り、図面では伝わりきらない“ぬくもり”や“使いやすさ”を形にする。職人たちの技を生かしながら、一軒の家を完成へと導いていくリーダーです。
現場では毎日、さまざまな判断が求められます。
「この木目を見せるか、隠すか」「この納まりはどうすれば美しくなるか」。
小さな決断の積み重ねが、家の印象や住み心地を大きく左右します。
その一つひとつに責任を持ち、最後まで見届けるのが棟梁の役目です。
コマツ建築工房の棟梁制度は、“技術”だけでなく“想い”を継承する仕組みでもあります。代々受け継がれてきたのは、鉋(かんな)の使い方や木の見極め方だけではありません。「お客様の喜ぶ顔を見るまでが仕事」という信念を、親から子へと伝えてきました。
だからこそ、コマツ建築工房の家づくりにはブレがありません。
誰が担当しても、代が変わっても、「誠実な仕事をする」という想いが現場に根付いているのです。
この一貫性こそが、コマツ建築工房の一番の強みであり、地域の方々から長く信頼をいただいている理由です。


一人の責任者が家づくりを統括

技術と想いが直に伝わる

長く安心できるお付き合い


初代・小松和富
図面よりも材の表情を大切にし、納得のいくまで鉋をかけて仕上げる人でした。 派手さはなくとも、どの家にも誠実さが宿る——そんな家づくりを貫いた初代です。
職人からも信頼が厚い昭和の本物の職人です。

二代目・小松豊(現代表)
親父の背中を見て育ち、仕事に向かう姿勢や段取りの大切さを体で覚えた世代です。
私にとって棟梁とは、“家づくり全体の責任を背負う人”。
お客様の思いを形にするために、職人仲間をまとめ、最後まで現場を見届ける——
それが、今も私の誇りであり、棟梁としての務めだと思っています。

三代目・豊の息子(未来の棟梁)
まだ山梨県内の工務店様で修行の身ですが、木の扱い方や道具の癖を一つひとつ学びながら、少しずつ腕を磨いています。
現場に立つときの真剣な表情は、かつての私と親父の姿を重ねるようです。
受け継ぐのは技術だけではなく、「お客様に誠実であること」という心。
その想いを胸に、次の時代のコマツ建築工房を担う“新しい棟梁”へと成長してくれることを願っています。
受け継いできた責任感と誇り。
それこそが、コマツ建築工房の家づくりを支える原動力です。
品質の良いリフォームを
適正価格で!
お客様が「とにかく安いリフォーム」をお求めでしたら、コマツ建築工房ではお力になれないことがあるかもしれません。でも「品質のよいリフォームを適正価格で実現したい」ということでしたら、お力になれる自信がございます。リフォームを検討される際には、是非一度、コマツ建築工房へご相談ください。